八木さんとの対談記事詳細

プロフィール 大阪府出身。大学卒業後、介護士を務めていた施設で医療・介護従事者に接するうちに、利用者との距離が近い施術師の仕事に憧れて専門学校へ。デイサービスや整骨院で働きながら苦学し、柔道整復師と鍼灸師の資格を取得した。2018年、地域住民から親しまれていた上町みぞぶち鍼灸整骨院を買い取り、屋号を継承して独立。気軽に立ち寄れる整骨院として支持を集めている。

 スポーツや交通事故による怪我の治療、姿勢・骨盤矯正、鍼灸治療のほか、女性向けの美容鍼やボディマッサージも行う上町みぞぶち鍼灸整骨院。一人ひとりに最適な施術をすることが、平田智規院長の方針だ。出勤前や退社後に通えるお得なプランなど、忙しい人でも利用しやすい診療時間や料金設定をしている。患者に寄り添う施術師に憧れ、苦学を経て自己実現した平田院長だからこそ可能な、真心と技術が調和した整骨院だ。

歴史ある整骨院をオーナーチェンジで運営

八木 平田院長が運営する上町みぞぶち鍼灸整骨院は、大阪の都心部、大阪市中央区の上町筋沿いにあって、地下鉄谷町六丁目駅からは徒歩5分です。とてもアクセスしやすいですね。
 
平田 ありがとうございます。当院の診療時間は平日8時半から休憩を挟んで19時半まで。水曜と土曜の午後は休診です。近隣にお住まいの方やお勤めの方など、幅広い層の方々にご利用いただいていますよ。
 
八木 忙しい会社員の方でも立ち寄りやすそうな診療時間ですね。主にどんな施術を行っているのですか。
 
平田 保険適用が可能なスポーツ障害や交通事故による怪我、姿勢矯正や骨盤矯正、鍼灸治療、美容鍼、働く女性のためのボディメンテナンスプランなどのメニューをご用意しています。保険適用外でも、リーズナブルな料金で患者様をサポートしていますよ。

八木 さまざまな症状に対応できる施術内容と良心的な価格が強みなんですね。開院されて、どれくらいになるんですか?

平田 当院自体は2006年の開院で、今年2021年で15年になります。ただ、私が運営し始めたのは2018年からで、その時に独立目的で買い取らせていただいたんです。

八木 それは珍しいケースですね。平田院長のこれまでの歩みにも興味が湧いてきました。

 朝から晩までフル回転した専門学校時代

平田 私は大学卒業後、介護士として施設で働いていました。医師や看護師、理学療法士などいろいろな医療・介護従事者と接する中で、特に、患者様と直接ふれ合いながら自分で考えて施術をしている、柔道整復師の仕事に憧れを抱いたんです。それに加えて、大学時代に所属していた空手部で目標だった先輩が施術師の仕事に就いたことにも影響を受けています。そういった理由が重なって、専門学校に入学することを決意し、柔道整復師と鍼灸師の資格を取得するために6年間学びました。

八木 社会人になってからあらためて学校に通い、6年もかけて複数の国家試験に合格されたんですね。かなり強い意志がなければできることではありませんよ。
 
平田 専門学校に通いながら、当院の母体だったグループが運営するデイサービスと整骨院でも、修業させてもらっていました。昼はデイサービスと整骨院で働き、夜は専門学校で学ぶという忙しいスケジュールでしたが、得ることが多い充実した日々でしたね。
 
八木 相当頑張りましたね。それだけ十分に研鑽を積まれたのだから、独立するときも自信を持って臨めたのでは?
 
平田 ええ、そうですね。いざ独立してみると、憧れていたイメージとギャップを感じることもありましたが、技術と知識をみっちり身に付けていたからこそ、苦難を乗り越えられたと思っています。努力を積んで自分を高めれば、結果的に患者様からも信頼していただける。そう信じて、今も施術に当たっています。

八木 野球の世界でも、努力すれば結果はおのずとついてくるものです。平田院長のお考えに、私も深く共感しますよ。ところで、既存の医院を買い取って独立されたとのお話でした。そうすると、上町みぞぶち鍼灸整骨院という屋号は変えずに採用されたんですか?
 
平田 おっしゃる通りです。このあたりは大阪の中心部でありながら、昔から住んでいる人も多い地域なので、馴染みのある整骨院の名前を変えると戸惑う方も多いかもしれないと考え、引き継ぎました。私が運営する以前からの患者様も、引き続き当院を利用してくださっているんですよ。
 
八木 せっかく独立するなら自分で考えた屋号にしたいと思いそうなものですが、そうはしなかった。平田院長が患者さん目線の姿勢でいることがよくわかるお話です。
 
平田 ありがとうございます。常連の方から初めての方まで、皆様に満足していただけるような鍼灸整骨院でありたいというのが、私のモットーです。

型にはまらない施術で効果を高める

八木 具体的な施術の方法や流れについて、教えてください。
 
平田 当院の施術は、手技と鍼灸がメインです。機械も一応用意してはいるものの、必要がない限り使用しません。辛い症状から楽になっていただくため、型にはまった対応をしないよう心がけていますね。そのため、患者様一人ひとりに適した施術メニューをしっかりと考えるようにしています。
 
八木 施術のセオリーに患者さんを当てはめるのではなく、患者さんに合わせて施術のノウハウを応用し、ケアしていくわけだ。患者さん本位ということでしょうね。

平田 おっしゃる通りです。そのためには、症状の改善と同じくらい精神面のフォローも大切になってきます。ですから、手技を駆使するだけでなく、患者様の抱えるお悩みなどを傾聴することに徹することもありますね。そういう具合に、患者様の心身の状態に沿って臨機応変な診療を大事にしています。
 
八木 整骨院の先生というと頑固一徹な職人みたいなイメージでした。でも、平田院長は全然違いますね。患者さんファーストの柔軟な姿勢で接してくれるということがよくわかりました。
 
平田 恐縮です。少し専門的な話をすると、痛みや悩みの原因は人それぞれです。ですから施術の場合は、その方に合った最適な手法を採用するようにしています。一方、リラクゼーションの場合は、同じ患者様なのに毎回施術の方法を変えるなど異なる施術をすると、「前のほうが良かった」という印象を与えてしまうこともあります。そうすると癒しの効果も変わってきてしまうので、同じ施術をするよう心がけているんです。そういった的確な施術を行うためにも、カウンセリングをしっかりと行います。お体の状態と治療目的を見極めたうえで、それに見合った施術内容を丁寧にご説明し、納得していただいてから施術を受けていただきます。
 
八木 きちんとコミュニケーションを取り、悩みの深い部分まで汲み取ってくれると、患者さんは安心して身を委ねられますね。通院も苦ではなくなるだろうな。
 
平田 もちろん、通い続けてもらえれば健康維持に役立ちますし、施術の効果も出やすいです。ただ当院は、「時間とお金ができるだけかからない継続可能な対応」を心がけていましてね。そのため、継続して施術を受けていただくと料金が割引になるプランもご用意しています。また、女性専用の時間枠なども設ける予定なんですよ。

八木 素晴らしいですね。きっと、家庭や会社では言えない悩みを抱えている人も、来院すればストレス解消につながることがあるんじゃないかな。私も昔、体の治療に行ったとき、雑談をしている中で自分の考えを聞いてもらって少し気分が楽になったことがあります。
 
平田 八木さんのおっしゃるように、心身ともにしんどさを抱えていらっしゃる方にも、気軽に当院をご利用していただきたいです。

整骨院がどのような場所か知ってもらいたい

八木 最後に、平田院長の今後の目標を教えていただけますか。
 
平田 一人でも多くの方に上町みぞぶち鍼灸整骨院を知っていただき、何かあれば「あそこに行こう」と思ってもらえる医院にしていきたいです。コロナ禍の影響もあり、外出を控えている方も多いと思うので、YouTubeなどのSNSを活用した広報活動も視野に入れています。日本では、整骨院に通ったことがある人の割合は全体の3割弱だそうです。その数字から考えるに、歯科医院などと比べると、整骨院が一体どういう場所なのか知らない人も多いと思います。ですから、まずは柔道整復師や鍼灸師の仕事がどのようなものなのかなどを発信していきたいですね。

八木 動画なら、施術内容や保険適用のこともわかりやすく伝わりそうです。長引く自粛生活で体調を崩している人も増えているでしょうから、ぜひ上町みぞぶち鍼灸整骨院さんの存在が、広く知られてほしいですね。
 
平田 そこで、プロ野球選手やコーチ、解説者として活躍されてきた八木さんにぜひお聞きしたいことがあります。人に自分の考えをうまく伝えるためのコツは何でしょうか?
 
八木 意見を伝えるときは、本気を貫くことが大事です。適当な対応をするようでは、相手に信用してもらえません。一方で、真心を込めて言葉を発すれば、「この人は本気だ」と聞き手に思ってもらえるはずです。

平田 なるほど! 真剣な言葉なら、しっかり相手に受け止めてもらえると。      
 
八木 もう一つ、平田院長の臨機応変な施術と似ていると感じたことがあります。それは、選手を指導する際、あの手この手を使って当人が飽きないように工夫することです。そうすると、相手も「こんな方法もあるんだな」「こんなことまでしてくれる!」と興味と喜びを持って、こちらの言葉に耳を傾けてくれるんですよ。
 
平田 その工夫の根底にあるのは、相手への思いやりですよね。貴重なアドバイスをありがとうございます。八木さんのお話も参考に、今後も精進していきます!

八木 こちらこそ、貴重なお話をありがとうございました。患者さんに優しく寄り添う平田院長のスタイルは、多くの人の支えになると信じています。陰ながら応援していますので、これからも頑張ってください!

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